バイクで行こう!キャンプツーリング! |
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〜テントについて〜 |
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テントの値段の差は? | テントのサイズは? | 用途と使用頻度を考える | |||||||||||||||
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注意:ここではツーリングに使用する1人〜2人用のテントの話になります。 テントは安いものだと約5000円からあります。ネットで探せばもっと安いものもありますが、 スポーツ用品店やホームセンターで売られているものに関しては、5000円前後が底値だと思います。 専門ショップに行けば高いものは50000万円以上するものもあります。 いったい何が違うのか?大まかに説明します。少し長くなりますが重要なので我慢して読んでいただきたいです。 ★素材の違い(ポール) まず、ポール(骨)が違います。高価なものは登山用のものが大半で、 軽量かつ丈夫な素材(チタンなど)が使われています。安価なものは、グラスファイバーで作られています。 グラスファイバーは、癖がつきやすく、折れやすいです。折れやすいといっても1、2回で 折れてしまうものではなく、運の要素もありますが何年も使用するには心細いといったところでしょう。 ★素材の違い(フライシートとグランドシートの耐水圧) スペックの高いテントは厳しい環境でも耐えられるよう作られています。分かりやすいところが耐水圧です。 高価なものは耐水圧が高く、安価なものは低いです。でも、メンテナンスを怠れば、 高価なものでもその性能は維持することが出来ません。ツーリングから帰ってきたら、 干して汚れと水分を落としてからしまって下さい。運が悪いと劣化したり、カビ臭くなってしまいます。(経験済み!)★構造の違い ポールがグラスファイバーで、耐水圧もそこまで特化してない。それでも高価な商品はあります。 違いは利便性です。前室が広くて、荷物の置き場が確保できるといった構造の違いがあります。 後に紹介しますがコールマンのツーリングドームSTがそれに該当します。 ★アフターサービス 有名ブランドの商品は、アフターパーツや補修素材が充実しています。 ポールの破損とポールを繋いでいるゴム(ショックコード)が切れるトラブルは、 長く使用していれば必ず起こります。安価なものは、そのまま※ゴミ箱行きとなりますが、 有名ブランドなら、ポールを単体で注文できたり、キャンプ用品の専門店に行けば、売っていると思います。※ゴミ箱行き・・・私は補修用パーツとして保管します。 テントには○人用と書かれていますが、参考程度に考えたほうが無難です。 ほとんどのテントには寸法が記載されているので、購入の際はこっちを参考にした方が良いです。 例えば1人用テントは縦200cmで横100cm、という決まった規格はありません。 1人用テントと書かれていても、上記したサイズのものもあれば、縦200cmで横60cmくらいのものもあります。 荷物を置くスペース、自分の体格を考慮して考えてください。ちなみに私は縦200cm横120cmのテントを 使用しています。テントには2人用と書いてありましたが、自分と荷物で8割は占めているので、2人はちょっと…。 また、夫婦でキャンプツーを楽しまれる方は、縦200cm横150cm以上のサイズが良いと思われます。 このクラスになると3人用と明記されているものが多いです。 ★用途を考える 今はツーリングで使用するテントについて考えます。重要なのは、バイクで運べる大きさであること。 そして寝泊りできるスペースと荷物を置くスペースがあることです。軽量なチタンポールのテントは要りません。 登山用の保温性の高いテントも要りません。高価な物はハイスペックですが、用途を考えてみてください。 キャンプツーリングに不必要なスペックを持ったテントは意味が無いとは言いませんが、 やはりちょっともったいない気がします。 ★使用頻度を考える 上記したようにオーバースペックのテントを買う必要はありませんが、 長く使用したい、とか快適性を向上させたいとなれば、やはりそれなりに 高価な物を選ばなければなりません。使用頻度と、どのような環境でテントを使用するのか? ・雨の日、または風の強い日でもテント泊をしますか? ・寒い時期にキャンプしますか? ・長く使用したいと思っていますか? もし、一つも該当しないのであれば、高価なものはオススメしません。 安価な物を購入して、色々体験して、これからも続けたいと思ったときに改めて 用途と使用頻度を踏まえた上で、購入を考えてみてはどうでしょうか? キャンプ場でよく見かけるテントと知人が使用しているテントをリンクしました。 参考までにどうぞ。 ●手軽にソロツーリング! 安価で良い商品を提供してくれるキャプテンスタッグのツーリングテント。 過酷な環境には適していませんが、実際に使用している方の意見を聞くと評判は良いです。 一人で使用するのであれば、十分な広さがあり、組み立ても簡単。ペグを打つハンマーも入ってます。 パッキンサイズは40×16×16ですので、ツーリングテントとしては平均的なサイズだと思います。
![]() ●室内を広々使いたい人向け コールマンのツーリングドームST。このテントはバイク用品店でも売られているので、 愛用している方がとても多いです。長所はコンパクトな設計。そして前室の広さです。 前室にシートを敷けば、バッグなどの荷物を置けるので、室内を広々使うことが出来ます。 慣れるまで組み立てに多少時間がかかるようですが、慣れてしまえばあまり気にならないようです。 使用している方は多いのですが、トラブルは聞いたことがありません。 値段相応かそれ以上のスペックを持っているテントのようです。
![]() ●長く使用したい方へ モンベルのクロノスドーム1型は、パーツの一つ一つに良い物が使われています。 高価ですが、アルミポールを使用していて、耐水圧も高く、スペックの高いテントです。 ただ、室内は上記の2つのテントより少し狭いので、人によっては窮屈に思うかもしれません。 前室が広いので上手く活用したいですね。
![]() クロノスドーム2型は、一回り大きい設計になっているので、ゆったり快適に過ごすことが出来ます。 1型も2型も長く使用したい方や、頻繁に使用する人にはオススメです。
![]() ●拠点を決めてどっしり構えたい人向け コールマンのワイドツーリングX/2は、1つのキャンプ場を拠点にして、 周辺を巡るスタイルの人に向いています。 大きな前室があるので、雨が降っていても火を使った料理が可能です。 知人が設営しているところを見たことがありますが、大柄なわりには、 そんなに時間はかかっていませんでした。慣れの問題のようです。
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