バイクで行こう!キャンプツーリング! |
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〜料理の話〜 |
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キャンプ飯の種類 | 調理道具 | 調理には火が必要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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キャンプ場などの野外で食べるご飯はとても美味しい。たとえカップ麺だとしても、いつも以上に美味になる。 味覚とは不思議で、嫌な上司と一緒に飯を食べると、たとえそれが高級なお寿司だとしても、ぜんぜん美味しく感じない。 しかし、キャンプ場などで仲の良い仲間と一緒に食べる飯は、たとえカップ麺でもとても美味く感じたりするのは、 私だけじゃないはず。人間の味覚はその場の雰囲気や状況によって大きく左右するのだ。 カップ麺が普段より格段に美味しく感じてしまう状況で、本当に美味いモノを食べたら、どれだけ感動できるだろうか? キャンプ場では、美味しいモノをさらに美味しく味わえる状況と環境が整っているのだ! キャンプ飯にこだわれば、至福の時を感じられるはずだ! 実際に我々(バイク仲間がやった料理)が作ったキャンプ飯を紹介します。 参考までにどうぞ。
この他にも、チーズフォンデュや冷食から揚げ(←これは若干失敗だった)などなど、色々やりました。 これからも、いろんなキャンプ飯に挑戦していこうと思います。 あたり前のことなんですが、キャンプ飯に定番や決まりが無く、世の中にはブルスケッタを作る人や、 大鍋でスープを作る人。ダッチオーブンを持ってツーリングに出かける人もいるようです。 調理道具があれば経済的に楽になるし、いろんな味を楽しむことができます。 スーパーで売っている『焼肉用の肉』を買うと、大きさは均一で味付。(焼肉のタレがセットになってる場合もある) 一口サイズに切ってあるので、そのまま焼けば美味しい焼肉の完成です!手軽で楽チン! でも、『焼肉用』って書いてある肉って、高価な肉が多いです。(100gで200円〜300円!) 鳥モモ肉を見てごらん。100gで68円だよ!鳥胸を見てごらん!100gで38円だよ! まな板と包丁と、ちょっとした調味料があれば、安い肉でもとても美味しく食べることができます。 ちょっちょいと肉と野菜を切る程度なら、100円ショップのナイフやまな板で十分です!
上記の道具は、全て100円ショップで購入した道具です。調理道具を 手軽にそろえたいなら、100円ショップの料理器具で十分です。いろいろあります! ただ、100円ナイフで20cmのカサゴを捌いたときは、苦労しました…。 人間は『火』を使うことによって、他の動物とは違った食文化を辿ってきました。他の動物は火を怖がりますが、 人間は火を利用します。もし、人間が他の動物と同じように火を怖がっていたら、今の食文化はありえないし、 食文化以外の発展にも大きな影響があったであろうことは、容易に想像できます。 火を怖がらずに受け入れた先人に感謝しなくては。 前置きが長くなりましたがキャンプで火を使った料理をすると、盛り上がるし、食べ物を美味しく料理できます。 基本的に、キャンプ場で使用する『火』は、直火、焚火台、バーナーの3つがあります。 直火は『環境に良くない、火の後始末が大変、火の粉が飛び散り危険』などの理由から 直火禁止のキャンプ場は多いです。よって、キャンプ場で火を使う場合は、焚火台を使用するか ガス、またはホワイトガソリンのバーナーを使用するのが一般的と考えて良いでしょう。
★直火について 直火とは土の上に木を重ねて火を起こす方法を言います。この方法は、ほとんどのキャンプ場で禁止になっています。 理由は、『環境に良くない、火の後始末が大変、火の粉が飛び散り危険』だからです。 ●環境に良くない 土の上で数時間火を焚き続けると、土は固まってしまいます。 つまり、陶器の素焼きのような状態になります。固まった土では生物が住むことができない上に、 植物も生育しにくくなってしまいます。細い薪では温度は高温にならないので、影響は少ないと 思われますが、炭、練炭、豆炭は高温になるため、影響が大きいと考えられます。 ●火の始末が大変 キャンプ場では、使用した炭(消し炭)を入れる箱が設置されているところがあります。 焚火台を使用していれば、水をかけて鎮火させて箱まで運べますが、直火では一つ一つ炭を拾わなければなりません。 その場に放置してしまえば、炭は分解されにくいため、その場にしばらく残ってしまいます。 ●火の粉が飛び散り危険 直火は釜を作らないと360度から風を受けてしまい、火の粉が飛び散ります。 山火事などの危険性はもちろんのこと、テントやタープに火の粉が飛ぶと、穴が開いてしまいます。 自分のテントならまだしも、他人のテントや借り物のテントに穴が開いてしまったら、 トラブルの原因になることが考えられます。これに関しては焚火台を使用しても、可能性は0ではないので、 火を起こす際は、周りの状況を把握して安全なところで楽しんでください。 ●直火が可能なキャンプ場 さんざん悪いことを書いてきましたが、直火はちゃんと釜を作れば安全に楽しむことができます。 穴を掘る、石を積む、太い木で囲うなどなど。簡易的なものなら簡単にできるので、 直火が可能なキャンプ場でチャレンジしてみるのもいいと思います。 戸隠イースタンキャンプ場←長野県戸隠のキャンプ場 オレンジ村オートキャンプ場←千葉県南房総のキャンプ場 ★焚火台 焚火台を持っていけば料理の幅が広がります。BBQ、焼く、炒めるなど、多様な料理方法が可能になります。 焚火台は荷物になるため、バイクに乗せられるコンパクトなものを選ばなければなりません。 また、慣れないうちは火の取り扱いや、後始末に多少苦労するかもしれません。 初めは後始末の事を考えて、ゴミ箱や消し炭の箱が設置されているキャンプ場で使用すれば、大丈夫だと思います。 (完全に消火すれば、残った炭は燃えるゴミで捨てられます。←注意:地域によって変わるかも) ★バーナーについて バーナーは、ガスを燃料にするバーナーとホワイトガソリンを燃料にするバーナーの2種類があります。 用途や使用状況、使用頻度を考えて、どちらを購入するか検討してみてください。 ●ガスバーナー 『長所』 お手軽、操作が簡単、種類が豊富。 ガスバーナーは、ガス栓を開けて着火スイッチを押せば簡単に火がつきます。 お湯を沸かしたり、さっと肉を焼いたりするのに大変便利です。 安価な製品から高価な製品まで種類は豊富です。違いは火力の強さです。 火力が強い製品は高価です。製品の説明書には『他社のガスは使用するな』と書いてありますが、 普通に使えるようです。(←何かあったときは自己責任ですが…) 『短所』 低温では使用不可、火力が弱い。 ガスの燃料はブタン燃料です。ブタンは10℃以下になると揮発しにくくなるため、使用できなくなります。 対策として少し高価ですが、寒冷地用のガスも売っています。寒い時期のキャンプはこっちを使用するといいでしょう。 (裏技:自分の手の熱でガスを暖めれば使用できます。←気温0℃で実証済み!でも手が冷たくて痛い!) 火力はホワイトガソリンに劣ります。 ●ホワイトガソリン燃料のバーナー 『長所』 火力が強い、燃料が安価。 こちらのバーナーは、火力が強くて料理にこだわる人にオススメです。また燃料がガスに比べて安いため、 使用頻度が高い人にもいいと思います。煮物とか鍋をやるならこっちですね。 『短所』 種類が少ない、ガサばる。操作がちょっと面倒。 こちらのバーナーは、種類が少なくて、コンパクト設計の物が少ないです。よってガスバーナーより持ち運びが不便です。 また、点火操作がガスより難しいです。 『総評』 ・気軽に使用したいならガスがオススメ。(←ツーリングライダーは、こちらを使用している人の方が多いです) ・料理にこだわりたいなら、ホワイトガソリンがオススメです! 長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。 下に私や私の友人が使用している製品を載せてみました。 もしよかったら見ていってください。 ●笑's 焚き火グリル「A-4君」 〜長く使えるタフな焚火台〜 私は数年前、ヤフオクで3000円くらいの焚火台を購入しました。その焚火台は3、4回使用しただけで、 熱で変形してしまい、使い物にならなくなりました。でもこの「A−4君」はとても丈夫です。 ちなみに私は20回以上は使用していると思いますが、熱による変形などは一切ありません。 専用グリルプレートも厚みがあり、安定していて使い勝手が大変良いです。 長く使用できる焚火台だと思います。ちなみにプレートの大きさは約30cm×20cmです。 ソロ〜4人のキャンプツーリングで使用してます。
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![]() ●Directdesigns ノートブックSS 〜薄くて持ち運びに便利!大人数でも可能なBBQグリル!〜 5人以上のキャンプツーリングに出かける時は、この焚火台を持って行きます。 焼き網のサイズは、54cm×40cmと大きいので、5人〜8人くらいなら余裕でBBQを楽しめます。 収納サイズがW540×D30×485mm。面積は大きいですが厚みは3cm! 私のバイクのリアキャリアには箱が付けてあるので、箱の上に固定して積載します。 箱積みのバイクなら積載が可能ですが、ツーリングバッグには入らない大きさです。 組み立ては、大変シンプルで10秒で完了します。5、6回使用してますが、まだまだ使えそうです。 なかなか丈夫な造りのようです。
![]() ●キャプテンスタッグ 小型ガスバーナーコンロ 〜最安値のガスバーナー!〜 私はこのガスバーナーを使用しています。やはり高価なモンベルやイワタニのバーナーと比べると、 火力の弱さを痛感します。収納サイズも高価の製品と比べると大きめです。 でも、何一つ問題なく使用できます。錆は出やすいですが、磨けばきれいになります。 それからキャプテンスタッグのガスは、コメリ、カインズホーム、ビバホーム、セキチューなどの 大手ホームセンターで容易に手に入ります。これは大きなアドバンテージです。 安かろう悪かろう、という製品ではなく、ちゃんとバーナーとしての役割を果たしてくれます。 ただ、キャプテンスタッグのガスには寒冷地用のガスは販売されていないようです。 寒い時期は…手でガスを温めればいいのだ!
![]() ●IWATANI PRIMUS(イワタニ プリムス) 153ウルトラバーナー 〜火力が違う!収納もコンパクト!〜 私の友人が使用してます。上記のキャプテンスタッグのバーナーと比べると、 火力がこちらの方が強いです。お湯を沸かしたときにその差は歴然たるものでした。 収納もとてもコンパクトになるので、バイクツーリングでは重宝しそうです。
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